自動車の名義変更をする方の中には個人売買やネットオークシションで車を手に入れる方もいらっしゃるかと思います。
個人売買やオークションで自動車を譲り受けるときは下記の点に注意する必要があります。
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1.車検証上の名義(所有者欄)が売主本人であるか?
●車検証名義が売主の親族である場合
名義変更書類は売主ではなく、親族(例えば売主の親)のものが必要になりますので注意!
●車検証名義人が死亡(個人の場合)または解散(法人の場合、合併も含む)の場合
名義人の相続書類または解散及び合併を証明する書類が必要です!
●所有者がディーラーや信販会社のままの場合
ローンを完済しても所有権解除(ディーラーや信販会社から所有権を使用者名義に移すこと) をしてない方が大半です。そのままだと買主に名義変更できません。
必ず、所有権解除書類がそろっているか確認しましょう!
2.自動車税の納税の有無を確認しましょう!
譲り受け後に車検を受ける場合に納税証明書が必要です。また過去に未納がある場合には 全額納付しないと車検が受けれません。
また都道府県をまたがる場合、後から納税証明書を取得するには手間がかかります!
(例えば横浜市の売主から東京都世田谷区の買主に名義変更する場合) 必ず納税証明書を用意してもらい納税の有無を確認しましょう!
なお、年度の途中で名義変更しても自動車税は売主に還付されませんので、当事者同士で清算しましょう。(通常月割り分を買主から売主に支払うことが多いようです。)
いずれも書類不備だと名義変更ができなかったり、車検が受けれなかったりとあとで買主の方に不都合が生じますので代金を払う前に必ず確認しましょう。不安な場合は自動車登録代行業者にまかせた方が安全です。