自動車の名義変更をする場合、車検証上の住所渡人の印鑑証明が引越等で異なっていることはよくあります。
1.この場合はどうするか?
住所のつながりを証明する書面を添付します。
2.どんな書面が該当するのか?
住民票の写しが一般的です。
住民票の前住所欄と現在の住所がそれぞれ車検証上の住所と印鑑証明の住所と一致していれば大丈夫です。
3.住民票が取得できない場合はどうするか?
①住所を転々としている場合:通常5年で以前の記録が破棄されるためその時点の住所が記載されません。
②海外に移住した場合:住民登録がなくなるので住民票が取得できません。
等の場合は替りに戸籍の附表を添付することができます。
4.戸籍の附表とは?
戸籍を移動しない限り、当該戸籍である間の住所の変遷がすべて記載されている書面です。
住所を移動しても戸籍を転籍することはあまりないのでほぼこれで間に合います。
婚姻時に新戸籍を編成していることが多いです。
また、戸籍の附表は現住所に関係なく本籍地でないと今のところ取得できません。
例えば東京に住んでいても本籍が北海道なら北海道の本籍地を管轄する役所でないと戸籍の
附表は取得できませんので余裕をもって準備しましょう。
なお、郵送による請求にも対応していますので場合によっては利用するとよいかもしれません。
もちろん代行業者に頼めば代行費用はかかりますが代行して取得してくれますので時間のない
場合は利用してください。